三輪寛子/みわひろこ●プロフィール
1928(昭和3)年 東京都豊島区に生まれる。
1946(昭和21)年3月 東京都立高等家政女学校専攻科卒業。
丸木位里・俊が豊島区アトリエ村で主宰する
デッサン会に参加。一時期、丸木夫妻に師事。
1947年(昭和22)年日本美術会所属。
この頃、油絵「祭り」で高い評価を受ける。
1953年(昭和28)年 三輪芳郎と結婚。杉並区に住む。
その頃「絵は誰でも描ける」との言葉を胸に、
お絵描き教室「こどものアトリエ」を主宰。
その後、3人の子どもを出産。
1961年(昭和36)年より、東京都府中市在住。
1970年代まで、「こどものアトリエ」を続ける。
多いときには50人以上の子どもたちが水・土曜日の午後に参加。
自身の学びとして、ちぎり絵、シルクスクリーン、葦ペンなどの 教室に通う。
1970年代末~90年代、夫の海外視察旅行に同行し、アジア、ヨーロッパ、エジプト、南米など世界各地でスケッチ。
2024年4月23日 96歳の誕生日を迎える。
2021年6月、自宅玄関前にて撮影
ごあいさつ
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「ひろ子 旅のスケッチ展」 にあたって
1970年代~90年代半ば、私は、夫・芳郎の海外調査や専修大学岳友会の遠征に同行いたしました。
訪問先は、ヨーロッパ・ソ連・アフリカ・南米・北米、アジアは中国・シルクロード・フィリピン・マレーシア・ベトナム・金日成時代の北朝鮮など、多数の多様な地域に及びました。風景にも人々にも心を寄せて、私はひとり、各地で、水彩スケッチをいたしておりました。
芳郎が亡くなり20年となりますが、コロナ禍では、これらのスケッチを「おうちギャラリー」として楽しんでおりました。おかげさまで96歳となり、歳なりに健康で、毎日すやすやと過ごしております。
このたびご縁があり、cooさんのほっこりする空間で、描きためていたスケッチの一部を展示させていただくことになりました
お楽しみいただけましたら幸いです。
2024年6月15日
三輪寛子
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初日からたくさんのお客さまが来てくださっています。
優しいタッチのどこか懐かしい雰囲気が心を和ませてくれ、coo もふんわり優しい空間になりました。
6枚セットの絵葉書も販売しています。(500円)
展示は6月23日(日)まで。
21日(金)、22日(土)はお休みです。ご注意ください。
【ご案内予告】
2024年10月上旬、三輪寛子の20代、1950年前後の作品を中心に、
「ひろ子 私の青春万歳展」を企画しております。詳細は9月以降にお問い合わせください。ホームページでもご案内いたします。